1週間前、メジャーリーグ、選手会、日本プロ野球リーグは日本人選手の新しいポスティングシステムに合意し、二刀流スーパースター、大谷翔平の来季デビューへの道が開けた。
しかし、大谷をはじめとするNPB選手のポスティングシステムは今オフも変わらない。日本ハムファイターズは、スター選手がMLBのどのクラブと契約することになっても、2000万ドルのポスティング・フィーを受け取る立場にある。
しかし今後は、ポスティングチームが受け取る金額は、MLBとの契約額によって決まる。
ニューヨーク・ポスト』紙のジョエル・シャーマンによれば、合意に達した後に残された唯一のハードルは、MLBオーナーによる批准であった:
オーナー、日本との新ポスティングシステムを全会一致で批准。大谷は今日中にポスティングされ、12月22日までにMLB球団と合意しなければならない。
- ジョエル・シャーマン (@Joelsherman1)2017年12月1日
前述したように、大谷は金曜日に正式にポスティングされ、その後3週間で各球団と交渉することになる。大谷は最近、全球団に質問状を送り、自分をどのように活用するつもりなのかなどを尋ねた。
大谷はまだ23歳なので、国際フリーエージェントではなく、国際プロスペクトとして扱われる。そのため、MLBのガイドラインにより、契約金は球団のボーナスプールが上限となる。
報道によれば、テキサス・レンジャーズ(353万5000ドル)とニューヨーク・ヤンキース(325万ドル)が、大谷と契約するためのインターナショナル・ボーナス・プールの資金を最も多く持っている。ロサンゼルス・ドジャースは、ロサンゼルスでプレーする可能性はあるものの、彼にオファーできる金額はかなり少ない。
もし大谷が25歳まで待ってメジャーに飛び込んでいたら、2億ドル近い契約を結べたと言われている。